ダッシュボード全体の仕組み
データの流れと更新サイクル
Fly.io上のFastAPIサーバー(yuki-fx-dashboard.fly.dev)がMT5またはyfinanceから価格データを取得し、 テクニカル指標を計算して返します。UIは10秒ごとに自動更新します。
各時間軸でEMAスロープ・EMAバンド位置から5つのレジームに分類します。全ての判断はこのレジーム分類を基にしています。
スキャルピング特化ランキング
5m・15m・1Hの一致度をスコアリングして上位6通貨ペアを表示
全16ペアについてスコアを計算し、25pt以上・5m足に方向ありのペアを上位6件まで表示します。 スコアが高いほど「今スキャルで入りやすい」状態です。
strong_bull または strong_bear
スロープ絶対値 × 300(8pt上限)
トレンド方向と逆のレジーム
rvol × 7(20pt上限)。0.5未満は−15pt
range_ratio × 8(15pt上限)。0.4未満は−10pt
APIがアクティブシグナルと判定している
RVOL_1H≥1.2(モメンタム確認)かつRVOL_5m<0.7(押し目中は出来高減)
価格がEMA9の逆方向に行っている
直近1.5ATR以内に強度2以上のレベルを突破
25pt未満はリストに表示されません。
ETタイミング(エントリータイミング)
ガバダン手法に基づくEMA9プルバック戦略
「高出来高で動く → 低出来高でEMA9へ引き付け → 反発ローソク足を確認 → エントリー」というガバダン手法の3ステップを自動判定します。
「ET好機!」「理想的なET!!」はこの3条件を全て満たした場合にのみ表示されます。頻繁に出ないよう設計されています。
直近3本の安値(ロング)または高値(ショート)がEMA9から0.4ATR以内に到達している
現在価格が安値(高値)から0.2ATR以上戻っている。これにより「タッチしただけ」と「本当に反発した」を区別する
現在のローソク足が方向と一致している(ロング→現在値>始値 / ショート→現在値<始値)。これで「確定ローソク」を待たずリアルタイムに判断できる
なぜこの条件? — ETポイントが「ころころ変わる」問題を防ぐために実装。EMA9に近づいただけでは点灯せず、実際に反発の動きが出た後のみ点灯するため精度が上がります。
カード上部に「理想のETポイント!」バナーが出る条件(AND条件):
だまし見極め(信頼度スコア)
0〜10点のチェックリスト
スコアが高いほどシグナルの信頼性が高く、だましの可能性が低い状態です。ETタイミングとは独立して評価されます。
4H足のレジームが方向と一致している。上位足からの大きな流れが後押し
RVOL_1H ≥ 1.5。平均の1.5倍以上の出来高でモメンタムが本物
Fair Value GapまたはOrder Blockが有効。ICT的な価格引力がある
進行方向に1ATR以内の強いS/Rレベル(強度2以上)がない。障害物がない
デイレンジ比率が1.5未満。すでに動きすぎて値幅が残っていないリスクを排除
保有ポジション
エントリー後のリアルタイム判断支援
スキャルピングボードの「ET」ボタンを押すか、手動で追加することでポジションを登録できます。 登録後はリアルタイムで損益・スキャル/デイトレ判断・総合判断を表示します。
スプレッドコスト(半分)を差し引いた実質損益を表示
EUR/USD:1.0p, USD/JPY:1.1p, GBP/USD:1.2p, XAU/USD:18.0p など
1ロット想定の目安。USD系は約1,500円/pip, JPY系は100円/pip
グレー:15分未満 / 黄:15〜60分 / オレンジ:1時間超
自動チェック(コーチパネル)
ルールベースで30秒ごとにポジション全体を診断・警告する無料パネル
保有ポジション一覧の上部に常時表示されるリアルタイム診断パネルです。AIは使わず完全にルールベースで動作するため追加コスト0円。 ダッシュボードの更新(10秒ごと)に合わせて自動再計算します。
スキャル判断が「カット」を示しているのに保有継続中のポジションがある。ルールを破っている状態。即確認を推奨
保有ペアの関連通貨に影響する経済指標の発表まで30分以内。急変動リスクがあるため決済または縮小を検討
同時保有が5枚以上。リスク分散が崩れ、証拠金・メンタル両面で管理不能になりやすい。即1〜2枚を整理すること
許容範囲ではあるが上限に近い。新規エントリーは既存ポジションを1枚決済してから検討すること
同一の通貨(例:USD)が複数ペアのドライバーとして2つ以上存在。実質的に同じ方向に二重でポジションを持っている状態。USD/JPY買い+EUR/USD売り は両方USDロングと同義
スキャル(5m判断)目的で入ったトレードが30分を超えてもまだ保有中で含み損の状態。トレードプランが崩れている可能性が高い。損切りラインの再確認を
保有中の全てのポジションが現在マイナス圏。相場全体が逆方向に動いているシグナル。ポジション全体の見直しを推奨
上記のいずれにも該当しない場合に「問題なし」と表示。ポジション管理のルールを守れている状態です。 ただし「問題なし」は利益を保証するものではなく、ルール遵守を確認するものです。
AIを使うとリクエストのたびに数円〜数十円のコストが発生します。このパネルは既にダッシュボードに存在するデータだけを使うため月0円で常時稼働できます。 判断ロジックは固定ルールなので「なぜそう言われているか」が常に明確です。
スキャル判断(5m・15m・1H)
短期トレンドの継続性を評価
スコアは5m・15m・1Hの3時間軸のレジームから計算(0〜100%)。スキャルポジションの保持・撤退判断に使います。
アクションが変化した時点からの経過時間を表示。グレー:5分未満、黄:5〜14分、緑:15分以上。 「乗れ!」が15分以上継続しているなら信頼性が高い。
デイトレ判断(1H・4H・日足)
中期トレンドの継続性を評価
スコアは1H・4H・日足の3時間軸から計算(0〜100%)。スキャルで入ったポジションをデイトレとして伸ばすかどうかの判断に使います。
4H足のEMA21を基準に残ポジ管理を判断。EMA21_4Hサポート中は「継続」、EMA21_4Hを割れた+4H逆転時は「残ポジ決済推奨」と表示されます。
総合判断(ポジションカード最上部)
スキャル・デイトレ両方の判断を統合した1行メッセージ
スキャル判断とデイトレ判断を組み合わせて、今何をすべきかを1文で示します。優先順位は上から適用されます。
スキャルスコア+デイトレスコアの平均値。70%以上=強い、40〜69%=中、39%以下=弱い。 数字が高くても「利確しよう」が出る場合は、強い状態でトレンドが終了したことを意味します。
判断履歴(ポジションカード内)
保有中に各判断ラベルが何回出たかをカテゴリー別にカウント
ポジションを保有している間、スキャル/デイトレ/総合の3カテゴリーそれぞれについて「ラベルが切り替わった回数」を記録します。 同じラベルが連続しても加算されず、ラベルが変化したときのみ+1されます。
「総合判断」のラベルを追跡。例:「このまま保持してOK」→「一部利確を検討」に切り替わったら各ラベルに+1
「スキャル判断(5m・15m・1H)」のアクションラベルを追跡。乗れ!/ キープ / カット / 利確 / 待機
「デイトレ判断(1H・4H・日足)」のアクションラベルを追跡。ホールド / 保持 / 損切り / 利確 / 観察
履歴はブラウザのメモリ(Reactの状態)にのみ保存されます。ページをリロードするとリセットされます。 localStorageやサーバーへの永続化はしておらず、プライバシーリスクもありません。 トレード中はリロードせず、決済後に履歴を見て振り返りに使うのが推奨の使い方です。
以下のような履歴が出た場合の解釈例:
スキャル判断で「カット」が5回も出ているのに保持を続けていた。損失が膨らんだ原因がここに見える。
3回の利確チャンスを無視して粘った結果、最終的に損切りに。「このまま伸ばそう!」が続いていた間は適切だったが、転換点で早めに判断すべきだった。
「乗れ!」が連続で出ている間は保持、最初の利確シグナルで決済。ルール通りに動けた理想的なケース。
EMA状態・乖離率
部分利確のタイミングとEMA21_4Hサポート判断
乖離率 = |現在値 - EMA9| / ATR で計算。ATR比で「どれだけEMA9から離れているか」を測ります。
EMA9から大幅に乖離。戻りリスクが非常に高い
乖離が大きい。部分利確ゾーンバナーが表示される
EMA9に近い。押し目圏・反発候補ゾーン
EMA9乖離が1.5ATR超かつ含み益あり → ポジションカード上部にバナー表示。 4H・1H一致中なら「4H継続→ホールド検討」、そうでなければ「スキャル利確推奨」と表示。
4H足のEMA21。ガバダン手法では「残ポジをどこまで伸ばすか」の基準として使います。 EMA21_4Hの上(ロング)または下(ショート)にある限りトレンド継続と判断。 EMA21を割れたら残ポジ縮小を検討します。
デイトレ延長判断
スキャルで入ったポジションを伸ばすかどうか
「スキャルで入ったが、思ったより伸びている」ときに4H・1H足から延長すべきかを判断します。
判断基準:4H足が逆行 → 'no'。4H・1H両方一致 → 'yes'。それ以外(4H継続・1H中立など)→ 'maybe'
シグナルカード(マルチタイムフレーム相場環境)
全ペアの相場環境を一覧表示
ページ下部の「マルチタイムフレーム相場環境」セクション。全ペアを表示し、スコアの高い順に並んでいます。
MTF一致:100/60/10 + デイレンジ:+10〜20 + RVOL:+10 + signal_status active:+25 + FVG/OB:+10
↑強緑=strong_bull / ↑薄緑=weak_bull / ↓強赤=strong_bear / ↓薄赤=weak_bear / →黄=ranging
active(最良)/ pullback_long / pullback_short / reversal_risk_up/down / ranging / vol_filter / no_confluence
Fair Value Gap(ICT概念)。価格の引力となるギャップゾーンが存在
Order Block(ICT概念)。機関投資家の注文が集中したとされるゾーン
サポート・レジスタンスレベル。タッチ回数が多いほど強度が高い
1H足のEMAライン。EMA200との位置関係でトレンドの大局を確認
Average True Range。ポジションサイジングとSL設定の基準
1H出来高の相対比率。1.5×以上が高出来高(モメンタム確認)
本日の値動き ÷ 過去平均。1.0超で平均より動いている。1.5超でモメンタム相場
経済指標アラート
重要指標の前後にトレードリスクを警告
各ペアの通貨に関連する国の経済指標を監視し、発表前後に警告を表示します。 対象:インパクト2(中)以上の指標。表示範囲:発表10分前〜60分後。
セッション情報
スキャルピングに適した取引時間
スキャルピングランキングの右上に現在のセッションを表示します。 セッションの重複時間帯(オーバーラップ)は流動性が最も高く、スキャルピングに最適です。
JST 9:00〜18:00。JPY, AUD, NZDが動きやすい
JST 16:00〜翌1:00。EUR, GBP, CHFが動きやすい
JST 22:00〜翌7:00。USD, CADが動きやすい
スキャルピングの基本フロー
- 1ランキングを確認
スキャルスコアが高い(70pt以上)ペアを見つける。RVOL・モメンタムタグがついていれば優先
- 2だまし見極めを確認
信頼度が6/10以上であること。4H一致・FVG/OBがあれば理想
- 3ETタイミングを待つ
ETステータスが「EMA9タッチ・反発待ち」または「引き付け中」になるまで待つ
- 4反発確認後にET
「ET好機!反発確認!」または「理想的なET!!」が出たらETボタンを押す
- 5スキャル判断を監視
「乗れ!」が継続している間は保持。「カット」が出たら即撤退
- 6伸ばすか判断
EMA9乖離が1.5ATR超になったら部分利確を検討。デイトレ延長判断が「yes」なら継続してもよい